《プロが教える!》飛行機写真撮り方ガイド あなたの写真、少し心掛けるだけでこう変わる!羽田空港の作例を元に分かりやすく解説 ♪【2018年9月更新】




順光ってなに?

カメラの背後から被写体に向かって光源の光が差している状態のことを順光といいます。

逆に、光源の光が被写体の背後から自分の方へ向かってさしている状態を逆光といいます。

順光と逆光はどちらがいい、どちらが悪いといことは無く、光の特性を把握し、上手に活かす事が重要になります。

こちらはある日の羽田空港近く、城南島海浜公園の写真です。

このポイントは、冬の北風運用の際に、RWY34Rの離陸機が綺麗に撮影できます。

夏の南風運用の場合、2分おきに着陸機が真上を通過しますが、順光の時間帯が短く、少し難しいポイントになります。

空港側を見渡してみると、空が真っ白ですね。

どんなに珍しい飛行機でも、このような真っ白い空な状態では、綺麗に機体を撮影することが出来ません。

実際の離陸機を撮影しました。

露出補正で多少緩和させることは出来ますが、やはりイマイチですよね。




 

では、場所を変えて順光で撮影したものと比べてみましょう。

順光で撮影すると、機体の色がはっきり出ている事がわかります。

機体の色をはっきり出したい場合は、順光で撮影するべきなのです。

当然、太陽(光の位置)は季節や時間によって異なりますので、その状況に応じて撮影場所を変える必要があります。

プロだからといって「その場所に居ればなんでもなる」という訳ではないのです。

順光を活かした作例

場所は羽田空港沖、船の上

RWY05を離陸した飛行機が大きく右旋回するシーンを撮影したものです。




これは、

・順光である

・空が澄んでいる

という条件が重なっているからこそ、綺麗に撮影できています。

もし、どちらかでも条件が欠けていたら、このような仕上がりにはなりませんでした。

ちなみこちらは冬の午前中に撮影したもので、写真からでは分かりませんが、ものすごく強い風と揺れのなかで撮影しています。(気温もかなり低い)

空が澄んでいないとどうなるかといいますと、

機体自体の色は出ていますが、背景の空がガスってますよね。

背景の空が完全に青くなる日は年間でもそう多くなく、撮影する日を慎重に選ばなければならないのです。

逆光を活かした作例

では、逆光ではダメなのか?というとそういう訳ではありません。

これらは、冬の第2ターミナルと国際線ターミナルから撮影しています。

ドラマチックに機体を撮影するには、逆光が向いていると言えるでしょう。




光の影響を受けないなら、夜

今日は曇っていてどうすることもできない。。。

そんな日は夜を狙ってみましょう。

夜は太陽の影響を受けることなく撮影が可能です。

 

最近のカメラは性能が良くなり、ISO感度1600〜3200まで上げてもそれほど画質に影響を与える事は無くなりました。

どの作例も羽田空港で撮影

 

ISO感度を上げると、その分画質が劣化します。

画質の劣化を最小限に抑えるためには、シャッター速度を低速にして飛行機の動きに併せてカメラを上手に横に振る必要が有ります。(流し取り)




作例

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まとめ

・光は、大きく分けて順光と逆光が有る。

・機体を綺麗に撮影する場合は順光がベストで、状況に応じて適切なポジショニングが必要になる。

・逆光はドラマチックに写真を仕上げる際に有効。

・天気が優れない日は思い切って夜まで待ってから撮影するという考え方もある。