《海外トラベル情報》ANAのA380が間もなくホノルル就航 世界初の海外日系ファーストクラスラウンジ【2018年8月更新】




就航に向けて準備が進むANAのA380

2018年8月2日、製造が進む全日本空輸(ANA/NH)の総2階建て旅客機「エアバスA380」の初号機のエンジン取り付けが完了したことが発表されました。

この機材は2019年春より東京〜ホノルル線にANAが導入する予定で、520席仕様です。

アッパーデッキ(2階)にファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席を、メインデッキ(1階)にエコノミークラス383席を配置します。

ANAが導入する3機の「A380」は全て特別塗装(スペマ)機です。

「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付け、ハワイの空と海、夕陽をイメージしたデザインとし、青(ANAブルー)と深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)の3色になる予定です。

この超大型機材にはファーストクラスが設定されることが既にアナウンスされており、期待は高まるばかりですね。

日系航空会社初となるA380導入は、ハワイ旅行に何をもたらすんでしょうか。




そもそもANAがA380を導入した経緯

ANAがA380導入を決定したのは、もともとはスカイマークの破綻がきっかけだと言われています。

報道記事ANAは否定しているものの、概ね以下のような流れがありました。

これは2015年から2016年にかけての動きです。

スカイマークがA380を導入するという経営計画が原因でスカイマークが破綻

実際に機体の製造も進んでいたため、エアバスが損害賠償を請求。連日に渡って報道される。

羽田空港の発着枠は魅力的だと判断したANAが、スカイマーク支援に名乗り出る。A380を購入することに。

 

スカイマークがキャンセルした分はエミレーツ航空が購入。

ANA購入分は新造機となります。

スカイマークのA380の写真(フランス・トゥールーズにて撮影)

A380導入は正しい判断か?

A380という超大型機材は、燃費の良い中型機を使って目的地同士を調節結ぶトレンドの現在、導入する必要があったかと言われれば、「その必要はなかった」というのが一致した見解だと思われます。

スカイマークの破綻がなければ、A380を導入することは無かったでしょう。

この判断が正しかったかどうかは、あと7〜10年経たないとわからないと思いますが、決めたからにはなんとしても利益を出していかなくてはなりません。

国内線でA380が就航できそうな路線は無かったため、必然的に成田空港発着の国際線で検討されました。

3機という機材数で運行が可能で、500席強といった座席が埋まる可能性があり白羽の矢が立ったのが、成田〜ホノルル線でした。




ホノルル空港に日系唯一の常設ファーストクラスラウンジ開設

ANAのA380導入は、1つの大きなプロジェクトとして動いており、様々な取り組みが行なわれています。

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧:ホノルル国際空港)では、A380の就航にあわせて自社運営ラウンジを新設します。

現在、ANAが就航する海外の空港には、自社運営のラウンジが1つもなく、すべて提携航空会社などのラウンジを搭乗者に案内していました。

ホノルル空港のラウンジは、ANAとして久しぶりの海外空港の自社運営ラウンジになります。

 

新たなラウンジ、2つあり、ファーストクラスを対象とした「ANA SUITE LOUNGE」で、日系エアラインとしてホノルルに唯一常設するファーストクラスラウンジとなります。

もう1つはビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス用のを「ANA LOUNGE」。

2つのエリアを合わせると、平均的なラウンジの規模の約倍になります。

その他のポイントとしてはラウンジから直接、飛行機客室のアッパーデッキ(2階)に搭乗出来るので、出発直前までラウンジに滞在することができます。




ANAのホノルル線A380就航で変わるハワイ旅行のポイント

「ハワイと言えばJAL」と言われるくらいJALが定着しましたが、ANAが本格的に参入してきました。

日本〜ホノルル線は運賃が高い区間ですので、A380の登場で少し航空券価格が安くなるのではないかと思われます。

また、人気の特典航空券の枠が増えることも予想されています。

A380の就航は、ハワイ旅行がより身近になりそうですね。

就航まで残り半年。動向を見守って行きたいと思います。




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